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転職コンサルタント名鑑

正攻法じゃない転職のススメ - その① 面接は「○○」を徹底しよう

転職をされたことのある方、あるいはこれから初めてされる方。
転職を無事に成功させるために、あなたなら何をしますか?

もちろん、履歴書や職務経歴書にバッチリ実績や成果を書き残してアピールするのは当然です。
面接の対策や受け答えの練習などもきっと行うでしょう。

ただ、これら以外にも自分の工夫と行動次第で転職の選考結果は変わる可能性があります。
当たり前ですが、行きたい企業に応募して、合格のために時間を割いて努力しているなら、1%でも可能性は上げたいですよね。
そのためにできることのバリエーションを増やしておくことが、転職においては大切です。

筆者が過去実践してきたり、知人から聞いたり調べたりしてなるほどなと思った、一風変わった転職の攻め方を紹介します。
応募する企業や、あなたの特性によって向き不向きはあると思いますが、活用できそうな場面であればぜひ活用して見てください。

A. 録音を徹底する

実施する面接では、必ず録音を必須で行いましょう。
手持ちのスマホか、または以下のような小型で性能のレコーダーもあるので、こういったものを携えて臨みましょう。

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録音をする意味は大きく二つあって、
一つは何を聞かれたか、何を話したかを正確に覚えておくためです。

1次面接で想定外の質問が来た時に、咄嗟にその場しのぎの回答をしてしまうことがよくあります。
その場では難を逃れても、次の2次面接で似たような趣旨の質問を問われたときに、整合性の合う回答を用意しておかないとチグハグな印象が残ってしまうことになります。

例えば、1次面接で「志望理由」を聞かれ、「理念に惹かれたため」といった回答をし、
次の2次面接で「今回の転職活動での軸、譲れない条件は?」のような質問が来たとします。
この1次の志望理由と2次の転職活動の軸は、実はほとんどリンクしている質問です。
2次の方で「今回の転職活動の軸は、キャリアのステップアップができるかどうかで選んでいます」と答えた場合、一見模範回答のように聞こえはしますが、
次に企業から飛んでくるのは「では、なぜうちを選んだのか?」という質問のはずです。すなわちこれは1次で聞かれた志望理由とイコールです。
そうなった場合、「理念に合った環境で仕事を行うことが、キャリアのステップアップになると感じたため」みたいな半ば無理矢理整合性を合わせる回答を続けていかないと、
結局「この応募者はそれっぽいことだけ並べて、軸がないな」という印象がついて終わってしまいます。

それなら、いっそ1次の時点で

「今回の転職の軸はお金です。御社の募集ポジションへ応募させていただいたのも、理由はいくつかあるのですが、一番は提示のオファー額と御社の在籍者の平均年収が今回視野に入れている私の希望年収に合致しているため、応募させていただいたのが正直な理由でした。」

と素直に伝えた方が、明快ですしその後選考も無駄な駆け引きが発生しない可能性が高いです。

話を戻しますが、
こういった「何を聞かれて、自分は何を話したか」のログをきちんと残して、
一貫した自分を演じないと薄っぺらい印象になってしまいます。
そのために録音をして、都度面接の振り返りを行うわけです。

それ以外でも、何気ないアイスブレイクだったり、前の面接でご一緒いただいた担当者の方との話をしっかりと記録して、
次回の面接でそこに絡めた話や回答ができるのは、非常に良い印象が残ります。

自然にそれらができる方は録音準備など必要ないですが、そうでない方は録音をお勧めします。
会議と違って面接では議事録みたいにカタカタしながら対話はほぼできないので。
(録音が難しい場合、最低限終わったあとすぐに議事録を取りましょう。時間が経ってしまうと必ず忘れてしまうので)

最後に…

録音の話から少々ずれますが、
年収アップを見込んだ転職をする場合、私個人の意見としては年収アップを軸にした転職活動を行っていることは選考のどこかで必ず事前に伝えておくことをお勧めします。

自信がなかったり、変に失礼と思われるのではないかとあえて採用オファーを貰うまで伏せておく(年収交渉は採用後に行うものと思い込んでいる)方がいらっしゃいますが、
先に伝えておく方が企業側も応募者の意図が見えて安心します。

具体的な金額は、最終面接〜合格通知後のオファー面談とかで伝えるでも良いかと思いますが、年収アップしたい旨はガンガン伝えていきましょう。
そうしないと最低水準や現職と同水準でステイでのオファーで買い叩かれることになるので。

初めてでどう交渉すればいいかわからないときは、
転職エージェントを利用し、エージェント担当者経由でシビアな交渉は行なってもらいましょう。
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※企業によっては、面接で話す内容は守秘義務にあたるため、録音や録画は可能な限り事前に許諾を取る方が安全です。
仮に禁止と言われてはいなくても、後々トラブルを起こすと自分のためにもならないため、録音データや面接での内容などは絶対に外部へ漏らさないように徹底しましょう。

最終更新日: 2024年12月20日