送った履歴書は見られているのか?確認する方法
まえおき
転職をするとき、企業へエントリーする方法として大きく二種類あります。
1. 転職エージェントを利用する
2. 応募したい企業のホームページや問い合わせフォームから、自分で履歴書を送る
基本的に、1のエージェントを利用する場合、
エージェントの担当者へ履歴書や経歴書を渡せば、応募先の企業へしっかりと連携してくれます。
なんなら、シゴデキなエージェントであれば企業へ連携する前に添削まで施してくれたりします。
当サイトは、「転職エージェントの担当者を検索できるサービス」を無料で運営しています。
もし、エージェントを利用する場合は、ぜひこちらからあなたの条件にピッタリの担当者を見つけてみてください。
転職コンサルタント名鑑
https://jobconsultantmeikan.com/
エントリーの返事が返ってこないという、あるある
さて、本題ですが、
2の自分で企業へ応募する方法を取る場合、言わずもがな自分ひとりだけの力で転職を成功させることになります。
基本的に誰の力も借りることなく転職活動をするので、その過程で様々な不安を感じることにはなるでしょう。
そのうちのひとつが
「エントリーの返事が返ってこない」ということがあります。
エージェント経由であれば、書類落ちした段階でそのフィードバックをくれると思いますが、
直接エントリーをした場合、そもそも返事が返ってこないと「ずっと待ち」の状態になってしまいます。
かくいう筆者も、第二新卒の転職時にエージェント利用と並行して直接エントリーも行っていましたが、返事が返ってくるのは体感で「4〜5割程度(※)」だった記憶です。
翌日に帰ってくるところもあれば、1週間以上経って連絡があるケースもあり、対応は企業によってまちまちでした。
※ベンチャーは比較的返してくれます。大手はまあ返ってきません。
これは採用方針、応募の母数などから傾向としてあると思います。
まあ、大手に相手をされなかったのは、単純に私の経歴がしょぼかったから、という理由もあるとは思いますが…
それは「未読」なのか?「既読無視」なのか?
さて、この
「直接応募で返事が返ってこない問題」、
実際に自分の履歴書が見られているのかどうかがわかれば、少しは対策を取れるとは思いませんか?
■単純に見られていない
→もうそれは相手方企業の問題なので諦めるか、
どうしても諦められないのであれば、「先日お送りしたので見てほしいです」とフォームから丁寧にリマインドしてみる。
■見られているけれど返ってこない
→経歴やアピールポイントのフックを見直してみる。添付資料などを増やしてみる。期間を空けて再応募してみる。エージェントを経由して再応募する。etc
など、見られているのかどうかだけでもわかれば、実は取れる対策がいくつもあったりします。
自分主体で転職活動を進めていくのであれば、何事もこういったかたちでKPIとして砕いて行って、どの過程で何がスタックしているのか?を分析していきましょう。
送った履歴書の開封を確認する方法
結論から言うと、
bit.lyという短縮URL生成サービスを使って、自分で作ったURLリンクのクリック有無を調べることができます。
そのサービスを利用しましょう。
■bit.ly
https://bitly.com/
今あなたが見ているこのページのURLも、正確には
「https://jobconsultantmeikan.com/blog/blog4」という正式なURLがあり、
bit.lyはこれらのURLを短くして新しいURLとして生成してくれるサービスです。
短縮URLのサービスは検索すればいくつも出てきますが、このサービスは知名度としてトップクラスのサービスであり、現に日本でも多くの企業に利用されています。
海外のサービスですが、野良の日本語サービスより安心して使えるサービスです。
以下はbit.lyの使い方を手順にして説明したものになりますが、英語が取っ付きづらければ「Google翻訳」のChrome拡張機能などを使いながら進めてみることなども検討してみてください。
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経歴書を作り、その文書を保管するURLを生成する
→履歴書を何で作るのかにもよりますが、私のおすすめは「Proff」という履歴書サービスです。
簡単にレイアウトを作れて、完成したら自動でURL化をしてサーバー保存してくれます。
もちろん外部の人へも共有可能なので、そのまま短縮URL化して展開できます。
Proffを紹介した記事はコチラ→ https://jobconsultantmeikan.com/blog/blog1 -
bit.lyへ会員登録を行い、短縮URLを生成する
(会員登録しなくても短縮URL化は可能ですが、その場合はトラッキング機能が有効にならないようです)
→会員登録の手順を簡単に説明します。
https://bitly.com/ より会員登録を行う
プランを選択。無料プランもありますが、クリックログを取るなら「Core」のプランを選択しましょう。
利用目的などを聞かれるので、適当に入れて進んでいく。
登録完了すると、Create Linkのページへ行けるようになるので、そこから短縮URLを作成していく。 短縮したい元のURLと、タイトルを任意で入力して、「Create your link」を押すと、短縮URLが生成される。
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生成した短縮URLを、志望企業の問い合わせフォーム内メッセージへ載せて、応募する
→あとはメッセージを作成し、用意した短縮URLをそこに載せて応募すれば完了です。
送ったあとに問い合わせメッセージを読んだ担当者が、経歴書となるURLを開けば、bit.lyの管理画面へ1クリックとしてカウントされます。
もし応募企業が複数ある場合は、面倒ですがそれぞれの企業ごとに短縮URLを生成しましょう。応募企業のうち、どこが反応してくれてどこが反応してくれていないのかを正確に判断するために、です。
発展的な使い方 - 経歴書に載せるポートフォリオ情報
なお、このやり方は経歴書以外でも活用できます。
例えば、あなたがエンジニアやデザイナーであれば、これまでのご自身の実績を載せた「ポートフォリオ」ページを持っている方もいるかと思います。
もちろん、ポートフォリオだけでなく、過去取材された記事や、前職でのインタビュー記事、こんなプロジェクトに携わりましたという参考情報など。
これらも短縮URL化して、経歴書にうまく盛り込んでしまえばいいのです。
上述した通り、ポートフォリオらの付随情報が「既読」なのか「未読」なのかで取れる対策も変わってきますし、無事選考が通っても未読なのであれば面接時に再度アピールするような動きも有効でしょう。
最後に…
この方法は、ベンチャーやスタートアップなど良い意味で縛りのない企業には有効な方法でしょう。
送る形式も特に指定がなかったりする企業が多く、なんなら短縮URL化してトラッキングするという取り組み自体を面白がってくれるところすらありそうな気すらします。
ただ、企業によっては経歴書類一式は「添付で」送ってくださいという指定があったり、なかったとしても添付で送るのが日本式だったりするものです。ここまで話しておいて身も蓋もないですが…
あくまで選考に進むことを第一に考えるべきではあるので、こういった企業にはトラッキングよりも形式を優先して応募しましょう。
小手先のテクニックが功を奏すときもありますが、結局転職活動で大事なのは「その中身に何を書くか」です。
緻密に経歴や実績のアピールポイントを精査して埋めた経歴書であれば、きっと選考に通る確率は高まるはずです。
初めてでどう書けばいいかわからなかったり、さらに尖ったアピールポイントにできるか相談したい方は、本サービス「転職コンサルタント名鑑」で、経歴書の添削も行なってくれる優秀なエージェント担当者を探すことも可能です。
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最終更新日: 2024年12月28日